カテゴリ:[ ビジネスと社会/経済 ]
ここで初めて出てくる話題は「終わりに」に書くべきではありません。特に、ベンチャーの取り組みが「改善策」の一つなのであれば、「改善策」の項目を本文になんとか追加し、「終わりに」はシンプルにしてください。
参考文献一覧は、本文のどの部分で引用されているのかが不明なところが多いので、本文に注を丁寧につけていってください。
日経新聞のURL記載は事実上、意味がありません(通常は3ヶ月程度、長くとも1年で消える)。きちんとPDFで保存してくれていたなら、本文に「日本経済新聞2019年5月18日朝刊、P.15」と脚注をつけてもらうのが一番だけど、そうでない場合は、巻末の参考文献一覧への記事掲載は削除してもらっていいです。
p.8後半の日経記事の引用も「今回のポイント還元は・・・」と、引用は「」でくくり、「」の中の発言は『』(二重括弧)にしましょう。
改行・段落がえのときの1文字あけが守られていません。
コンビニのビジネスモデルの問題点指摘は良いのですが、
長時間営業、大量仕入れの問題は、他の小売業(大手スーパー)も共通の課題ではないでしょうか。
営業時間を短縮し、売れ残りが出ない程度の仕入れにとどめ、欠品リスクはある程度消費者に負担してもらう(夕方になって生鮮品に売り切れが出るのは止むを得ない)。人手不足の時代になればなるほど、そうした対応をしなければ店舗が回らないということも考えていく必要はありませんか?
そうしたなかでも、(便利だけど)コンビニは、資源配分上、非効率を特に改善していくべき業界である、という結論になるかな?
マクドナルドやロイヤルのリサイクル率が高い(ロス率が低い)理由の考察が甘い。
単純に紹介するだけでなく(マクドナルドの取り組みについては、情報源の引用も不十分)、もう少し考えてもらいたい。
例えば、加工度の高い原材料を仕入れれば、ロス率は低くなる(例えばポテトを自前で加工するのでなく、揚げるだけのところまで加工したものを仕入れれば、皮や端材のロスはなくなる)(ただし、それは他社にロスを付け回しているだけである。その場合でも、業界全体としてポテトの加工を専門業者に任せることができれば、効率的なリサイクルは可能になろう)。また、メニューを減らせば、その分、売れ残りの廃棄ロスは減らせる。
そういった議論を丁寧に積み重ねて欲しい。
グラフと表にしてみる → 食品ロスの推移を確認する
マクドナルドの優良さを語る以前に、この章の最初に
「一般に、外食産業では食品製造業に比べてリサイクル率が低い」という説明をし、そのあとでマクドの優良さを語ったほうが良いでしょう
図3の出所は次のようにしましょう。
McDonald's CSR report(2014-18)をもとに、筆者作成
(毎年のreportを書いて無駄にスペースを消費するのはやめましょう)
製造業で食品ロス対策が進んでいる=再資源化率が高いということね。
森永のリサイクル率 が6896%というデータはおかしいので、チェックしてください。
カゴメのグラフには解説が必要です。特に、白黒になると「目標」と「生産量あたりの生産余剰物量」の違いがわからないので、言葉で説明を(目標を達成しているのか、未達なのか)生産余剰物25%は他社と比べて高いと考えているのか、うまくいっている優良企業ということなのか。
この部分は、良いデータがあるのに、表示方法があまりよくありません。
図表メインでなく、説明文でしっかり理解できるようにしましょう。森永は数字的な変化は2年度比較では小さいけれど、※で書いてある部分の説明が大切なのでは? 2005年度に比べて$$%削減できている、ということ?
いくつかのメーカー → 最初に社名を明記。なぜ、これらの会社を取り上げたのか、理由を明記。たまたまこの会社があった、というのでは弱いね。
食品ロスに関連する資料をグラフや表にしてみる → 食品ロスの現状を図表で確認する。
日本ハムのエクセル図表に▼マークが付いているのは外せないのか?
(個人的意見)
製造業では、根本的な解決ができていないというより、早くから食品ロスに取り組み、すでに効果は出ていて、これ以上の改善は困難である、ということではないの?
製造業を最初に持ってきたのは、製造業でこれだけ改善ができているのに、外食・小売ではできていない、だから、外食・小売への改善策を強く求める、という形でレポートを構成していくと改善すると思います。
p.4
5行目以降、
上記の資料において・・・
これも、引用部分を「」で区別していないので、日本語のつながりがおかしな文章になっています。
II 製造業
おそらく、2行目
製造(加工)工程の始めに
から先が引用文なのだと思われます。
引用終わりはP.4の2行目なのではないでしょうか。
引用部分は「」でくくってください。文章のつながりが不自然になるし、「不正なコピペ」とみなされる場合もでてきます。そして、「」で括った部分の末尾に脚注番号を入れ、引用文の出所を脚注に移動させてください。